朝原寺峠(仮名)を越えました
桜がちらほら咲き始めましたな
春はあけぼの
とはいうもののあけぼのの時間には起きられない今日この頃です
3/20(土)金剛山の登山ルートのひとつ、朝原寺道を大和から登り、無名の峠を越えて河内にくだりました
ルート
河南町→水越トンネル→増→朝原寺道→峠→水越峠→青崩→Hodge Podge→河南町
記録
前の晩はなぜか寝付けず、YOUTUBEでひろゆきの論破シーンとかクソどうでもいい動画をエンドレスで見てしまい、朝の3時ごろまで起きていました。
なもので起床は7:30
この時間に起きてからダラダラしてしまうと日が高くなってそのまま堕落した休日を過ごしてしまうので、ちゃっちゃと飯を食って出発
R309
ウスイ谷入り口
水越トンネルを越えて大和に到着
関屋の集落にある道標
さんかう山としか読めないけど、「さ」に見える文字は古仮名で「こ」と読むらしい
つまり「こんかう山」→「金剛山」
そしてここを左に行くのが朝原寺道だと勝手に思い込んでいる自分がいました
左に行くとこんな感じ葛城山がキレイだ
えぇ感じの道や
うずまくR309
ここを登りまっせ!
と、意気揚々と登るとなななんとさっきくだってきたR309に逆戻りしてしまいました
なんじゃそれ!?
そういえばR309の水越トンネルの奈良川手前から側道を左に上がるところがあるから、そこが基点だったのかと、さらに勘違いに勘違いを重ねて車どおりの激しいR309の坂道をえっちらえっちら登り返しました
ついたのはここ
そして、ここに来てようやく地図を取り出して、朝原寺道はぜんぜんちがうところなんやと気づいたしだい
思い込みとは怖いもんやなぁ
正しい登り口は、増の集落の中でした
御霊神社の立派な桜
開花はまだでっか
いつものお地蔵さんに合唱
いつ見てもキレイなお花が備えたあります
朝原寺道の入り口
電柱に貼り付けた風化した登山ルート図
道に入ってすぐの道祖神様
立派な木が裂けてます
暑くてTシャツだけになってジャケットと長Tをパックマンに押し込みます
コックピットがわちゃわちゃ
この登山道は登山口に駐車場がなく、金剛山登山のルートとしてはかなりマイナールートだと思うのですが、整備してくださっている方がいるようでかなり歩きやすいです。
ただし傾斜はなかなか厳しい
フゥフゥ言いながら歩き進めると、朝原寺跡に到着
立派な僧堂があったのでしょうが、廃仏稀釈で露と消えました
鎮魂のため般若心経を唱えておきました
ボウジソワカ~
朝原寺は金剛山の頂上にある転法輪寺の脇寺あるいは宿坊であり、平安期から栄えた金剛山詣での重要な拠点のひとつでした。
ところで金剛山という呼び名は、延暦寺における比叡山や金剛峰寺における高野山と同じように、山ではなくそこにある転法輪寺とその脇寺を含めた山域一体を表すものであったらしいです。
つまり金剛山に行く、というのは転法輪寺にお参りに行くということでした。
金剛山山頂広場はあってもピンポイントとしての山頂がないのはそういう理由からなんですね
朝原寺から先はかなり傾斜が立ってきます
等高線もこのとおり
写真では表現できませんが、木を掴まなければ登れません
トラロープが張ってあります
ゴリモンを担いでいるとかなりきついです
道の脇にある大石
実はこの石を見たくてこのルートに来たのですが、思ってたよりだいぶ小さかったです、、、
この石から300mほどで水越からのダイトレと合流
ここを朝原寺峠(仮名)と名付けましょう
下山開始
階段ばかりなので押しくだりです
林道に出ました
水越林道との合流手前で川を渡ります
あとはこの舗装路をくだるだけ
水越峠におりてきました
ここからはアスファルト道です
帰りしなにHodge Podgeに寄って固着したスルーアクスルを外してもらいました
距離はたいしたことありませんが、なかなかハードでした
最後にむちゃくちゃ便利なこのフレームバッグに付いているワッペンのこと
このフレームバッグはドイターというドイツブランドのものでそのブランドロゴがついていたのですが、なんとなくアメリカンな僕のゴリモンには合わないなぁ、と
で、メルカリの海を漂っているとむちゃくちゃ刺さるワッペンが出ていました
それがコレ
このワッペンは椎名林檎姉さんの2018年のライブツアーグッズらしいです
椎名林檎 - ギブス from 真空地帯 - YouTube
姉さん最高です
あんたには誰も勝てねぇよ