No Risk High Return

クライミング、サイクリング、ランニングで出会った瞬間をメモってます

滋賀のボウでリードクライミング

桜が満開ですな
春が、これでもかという程に春の春性をアピールしてきよります
 
在原業平という人にこんな歌があります
「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」
 
桜を見て、
「じっとしててはダメだ。なんかしなければ散ってしまう」
というオブセッションにかられるのは今も昔も同じようです
 
さて3/27(土)滋賀のボウという岩場にリードクライミングに行きました
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ボルダリングにおける自分のパフォーマンスのあまりの停滞に心を痛め、久々にリードでもしょうかな?と思ったのですが、ショーコちゃんのビレーが心もとないので、誰か誘おうと思ってMさんに週末の予定を聞いたところ「ボウにゆく」ということだったので、ついてゆくことにしました
 
ボウに来るのは初めてです
こじんまりとした石灰岩の岩場に15本ぐらいのルートがひかれています
まだ開拓されて数年?しかたっていないので、ホールドがはがれたりもげたりが多発するというたぐいの岩場です
久々のリードでグレードはどうでもいいので、岩と戯れるために参ってきました
 
まずは
5.8のボルト4本のルート 
こんなもん目ぇつむってても登れるわ、と簡単にとりついたのですが、石灰岩特有のどれもしっくりこないホールドに悩まされ、あれこれしてるうちにドパンプしました
まぁ登れたけど
 
次に5.9のボルト3本のルート
さっきの5.8でやられかけたので、ちゃんと気合い入れてやらな落ちるぞ、と自らを叱咤してスタート
これまたしっくりこないホールドをイジイジして落ちそうになりながらなんとか登れました
久しぶりとはいえ、なかなかヒドイな
 
その次11Bのルート
さっきまでの2本でメンタルやられたので、今日は10台を適当にいじくって終わったらええか、と自堕落になっていたのですが、Mさんがこの11Bからおりてきて「これトップアウトでけへんから、JPさん登ってくれろ」というので登る羽目になりました
念入りにオブザベしてスタート
で、オブザベどおりに動いたらまぁわりと簡単に登れました
これぐらいはOSできる自分がまだいたよ
よかったよかった
 
と喜びつつ、ショーコちゃんに「あんたもやってみ」と誘ったところ、
なんか最初いやがっていたけど、意を決して登ることにしたみたい
でビレーしながらどこで落ちよるかな?と思ってたら、そのままスルスルとトップまでいきよりました
すげぇな
 
その次12のルート
ボルト4本なのでほぼボルダーです
こういうのキライじゃないです
ボルト3本までは一回目でいけましたけど、4本目で落とされました
その後ムーブ組み立てて、そのあと3回ぐらいトライしたけど、結局登れませんでした
 
そのあいまに11A/Bのルート
右のフレークと左のガバ足は使わない限定でこのグレードらしいです
フレークは使わなかったけど、ガバ足限定のことを知らずにとりついて一撃できました
まぁこんぐらいはね、と余裕を装いつつ、内心は小躍り
 
1500ぐらいに撤収しました
 
ボルダリングもいいけど、やっぱ俺はリード好きだわ
というのを再確認したいちにちでした