No Risk High Return

クライミング、サイクリング、ランニングで出会った瞬間をメモってます

金剛山 もみじ谷に行きました

世間ではGWの最終日になる5/9(日)金剛山のもみじ谷に行きました


ルート
河南町-R309-水越峠-ダイトレ-カヤンボ-モミジ谷-金剛山山頂-往復


記録
朝6時ごろ出発して、R309の気温は15度とベストコンディション


さくさくと水越峠の入り口に到着


緊急事態宣言中なので車ガラガラかと思いきや、青崩の路肩は駐車場所もないぐらいの大混雑
ウワサによると千早の村営駐車場が閉鎖されているらしいので、その影響でこっちに流れているのかもしれない


水越の駐車場も閉鎖されているので、そのぶん路駐が増える


こんなん許していいの?許すんやったら駐車場開けたら??
と思うのだが、、、


なんか聞くところによると、国の指示で電車が減便になり、
その影響で残った電車が密になってるとか・・・
この国はいつからこんなアホになったのか?


まぁ通勤電車にも路駐にも僕は無縁なので、どうでもいいです


水越峠到着して写真も撮らずにダイトレトレース

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金剛の水のところでようやく休憩


その少し上部の藪にゴリモンとデポする荷物を隠してモミジ谷へGO!

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ここを右へ


モミジ谷は初めてです
以前、モミジ谷から降りてきたという泥だらけのクライマーに会ったことがあるのでそれなりの沢だと思っていましたが、全線完全に一般道でした
これならゴリモン連れてこれたな

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清らかな森

 

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途中、ニリンソウが咲き乱れる群生地を通過しました
道の両側に白いお花畑の広がるアニメのような幻想的な場所


なんじゃこれ~!
アニメか!


と呟きつつ歩いていると、ちょっとした奇跡が起こりました


僕の前方5mほどのところ、ちょうど登山道の進行方向に巨大なヤマドリが降り立ったのです
ヤマドリと今は特定していますが、それは帰宅してから調べてわかっただけで、そのときはなんの鳥かわからずでした
見た目はナゴヤコーチンの尻尾を長くしたような風貌
全長は1mぐらいになるんじゃないでしょうか?


そんな巨大な鳥がすぐ目の前に降り立って僕は驚愕しました
おそるおそる近づきましたが、まったく逃げるそぶりを見せません
僕との距離は2mほどになりました

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するとその鳥は、こっちをチラっと見てからまるで「ついてこい」と言わんばかりに登山道を登り始めました
まるで村上春樹の小説の冒頭のシーンのよう


このままハードボイルドワンダーランドに行くのか俺は?


鳥について歩きながら僕はしだいに
「こいつはなにかの使者にちがいない」
と思い始めました


そして鳥が伝えようとしているメッセージを読み取ろうと鳥の目を見つめました


しかしその目は何も語っていませんでした

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体感では鳥に数分ついて歩いたと思います
道が右にカーブしていくところで鳥は直進していきましたが最後まで僕を見ていました


あいつは何を言いたかったんだろう?
と数日経った今もふと考えます

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不思議な鳥と分かれてしばらくするとダイトレ合流し、葛木神社まではすぐです
広場でしばしコロナが蔓延する大阪平野を眺め、もと来た道をもどりました

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金剛の水のところでラーメンを食べ、持ってきたコーヒーミルで挽いた豆でコーヒーを淹れ、
至福のひと時を堪能して家に帰りました

 

なんかいいことが起こりそうな週末でした