岩屋峠を越えました
2021/1/12岩屋峠を越えました
岩屋峠は、奈良大阪の中央部の県境に南北に連なる双耳峰、二上山の南側の裾野を東西に結ぶ街道上の峠です。
麓の大寺当麻寺から河内に抜けるショートカット道として利用されていたと考えられています
大阪側の太子町から峠を目指すには、まずは竹内街道を東に登ります
峠道に入ると、岩屋の石仏の少し下まではコンクリート舗装の道路を進みます
車両通行禁止なので自転車を押して通行しました
岩屋街道入り口のお地蔵さん
舗装路はそのまま二上山の雄岳と雌岳の鞍部、通称馬の背まで続きますが、岩屋峠へはその舗装路から外れて岩屋の石仏に向かいます
階段と山道の混成ですので自転車は押しから担ぎに変わります
岩屋のすぐ手前に横たわる岩屋杉
樹齢800年だった
岩屋の石仏は高さ20mほどの断崖に掘られた石塔と仏の遺跡ですが、風化が激しく原型はまったくわかりません
そのころなら少しは形状が残っていたのでしょうか?
この遺跡については資料が何も残っておらず由縁がまったく不明です
岩屋遺跡
岩屋を後にして少し山道を登ると岩屋峠です
岩屋峠
峠から20分ほど下ると裕泉寺
ここからは車道になり、自転車に乗って麓の染野の町に下りました
奈良側入り口すぐ
町に下りて南へ右折し当麻の古い街中を通ると大古刹の当麻寺
創建は7世紀前半と見られています
自転車を引きずって境内を歩くわけには行きませんので門前で手を合わせて写真撮影
當麻寺仁王門
帰りは当麻寺の前を南に進み、竹内峠を西に越えて帰りました