立石越えを越えました
春が来ましたね完全に
3/13土曜日
Hodge Podgeにボトルケージを買いにいきました
したところ、むちゃくちゃいいハンドルバッグを見つけて、そのバッグの内側にボトルが入りそうだったのでボトルケージを買わずにハンドルバッグを購入
3,000円のお買い物をしにいってなぜか20,000円のものを買ってきてしまうという、ありがちな衝動買いをしてしもうた
まぁいっか
購入したのはこちらのTRIGLAV Packman Classicというモノ(写真右上)
ポーランドから来た製品だそうです
ポーランド製のものって生まれて初めて手にしましたけど創りがすごくよかったです
防水ロールバッグと外側のバッグに分かれており、どちらかだけを購入することもできます
僕はロールバッグがあまり好きではないので、外側だけ購入しました
ついでにハンドルのポジションをいじってもらったり、ラインいじってもらったり、あ、これも買っちゃえとオレンジのバルブキャップを買ったりして楽しく過ごしました
次の日(3/14)
信貴山越えの古道のひとつ「立石越え」にいきました
ルート
石川CR→東高野街道→八尾市郡川→立石越え→平群郡久安寺→三郷→R25→河内国分→石川CR
記録
7:30ごろ出発
金剛山の上には不穏な雲が横たわっていますが、今日の天気予報は快晴
河南橋
石川CRより、これから越える信貴生駒の山脈を望む
一時間弱で八尾市郡川に到着
この先の適当な筋を右に折れて適当に麓に向かって進みました
かなりマイナーな路線ですが運よくちょうど電車が来ました
ここまでは急坂、ここからは激坂です
激坂を登ったところにあるのが曹洞宗神光寺
寺門は閉まっていましたが、エントランスまでだけでも十分な美しさ
十二神将がお出迎えしてくれます
神光寺の周辺は古墳時代後期の横穴式古墳が多数保存されている一帯です
道端に一基、その少し上にも石を組んだ古墳が保存されていました。
神光寺を出て北に300mほど進むと来迎寺の脇に立石越えの道標が立っています
乗車して登り始めるもあえなくダウン
持ってきたターサージールに履き替え、ビンディングシューズはパックマンの中へ
しばらくは大心寺の参道の舗装路を進みます。
舗装路終点にあるこれが大心寺、なのか?
外国にはこういう寺院多いですよね
少し戻ったところから山道に入り、ここからは押しと担ぎの世界
2箇所ほど崩壊地がありました
道は明瞭でキレイですが、大き目の石がゴロゴロしていて押し歩きにはちょっと苦しい
担ぎメインで進みます
立石越えは大阪の善男善女が信貴山参りに行くときに使われたメインロードの一つでした
信貴山から、法隆寺、当麻寺など南大和の大寺巡礼するのにしきりに使われたらしいです
今は細い山道ですが、道の脇に自然に還りそうな石垣がところどころあるので、往時にはかなりの通行人がいたと思われます。
道の脇に自然石を穿った手水鉢がありました
峠の下約300mのところで、十三峠に行く分岐道が出てきます。
立石越えはここを右へ
分岐を見守るお地蔵さん
右 志き山、たつたみち 左まつのを山
その脇に般若心経がびっしり刻まれた木の枝が刺さっていました
いろんなことをする人がいるものです。世の中はひろい
峠到着
奥の細道が来し方
信貴、生駒の峠には生駒山脈の稜線を貫く有料道路が横たわっており、峠と言えばこの道を渡らざるを得ません
トンネルをくぐって有料道路を越えます
くぐってすぐの分岐
ここを右に登ると高安山の山頂、左は平群町久安寺を越えて大和に下る古街道
久安寺のお地蔵さん
もう一仏と道標
右 志き 左?尾
村を南に下ったところの分岐点
右に行くと信貴山朝護孫子寺の奥院に行きます
僕は左にくだってフラワーロードから柏原を越えて石川CRで帰りました
最後にPACKMANのレビューを
TRIGRAVのインスタから
いいところ
1、内側のポケットが秀逸!
僕は右に一眼レフ、左にボトルとスマホを差しました
大きさもぴったり
2、ストラップで色んな大きさのものにフィットできる!
今回はシューズだけしか運んでいませんが、その気になればテントやウレタンマットも運べそうです
3、ゴムストラップでいろんなものをはさめる
僕は登りの時にアウタージャケットをはさみました。これ最高。
4、作りが丁寧!
素材も耐久性がありそうなビニール地でハードに使っても安心感があります
困ったところ
これはパックマンのせいではありませんで、あきらかに僕の準備不足ですが、、、
これまで僕はバックパックに荷物を詰め込んで山に来ていました。
そのときはそれが当たり前で気づかなかったのですが、自転車を担いだときにバックパックの肩のストラップがクッションになり、それでかなり自転車の圧力を逃がしてくれていたのです。
今回、荷物をぜんぶパックマンに預けてバックパックなしで担いだところ、自転車の重さが肩にダイレクトにのしかかってむちゃくちゃ痛い!
バックパックの重量がパックマンと荷物の重量に移動したのでなおさらです
対策がいるなぁと思っているとメルカリでちょうどよさげなモノが出品されていましたのでポチってみました
こんどレビューします!
行程図