杉尾の巨石を見に行きました
和歌山県橋本市の杉尾地区にある不動山の巨石を見に行きました。
橋本市杉尾は和歌山県の最北東部の山の中にあり、和歌山、大阪、奈良の三国の交差点の和歌山側の集落です。
金剛葛城の山脈稜線を南に並行して走る麓の県道から、急な山道を上がったところに杉尾の集落があります。
こんなところに村が!?というような場所です。
人口統計を見ると約50人ほどがここ杉尾に住んでいらっしゃるようです
6人乗車のセレナのエンジンをうならせながら坂を上ったところに巨石観光者のための駐車場がありました。
急峻な山肌には柿畑が広がっていました。
駐車場の案内板
駐車場から100mほど歩いたところに明王寺というお寺があり、そこからまさに「真上に」という感じで尾根にまっすぐ階段がついています。
この階段を658段登るとそこに不動の巨石があるのですが、一番下の息子が車酔いして歩かなくなったので、おぶって迂回路から登ることにしました。
迂回路は階段を臨んで左へ進み、車道を300mほど上がってから山道に入ります。
山道を15分ぐらい登ると先ほどの階段と合流して大岩がありました。
この大岩には自然にうがかれた穴が開いており、穴に耳をあてて耳を澄ますと水が流れる音が聞こえます。
この音の風景は「日本の音百景」に選ばれています。
子供たちも上機嫌で耳をあてていましたが、なにも聞こえないといって文句をたれていました。
帰りは、下の息子が酔いから醒めて機嫌よくなったので階段で帰りました。
階段は思った以上に急峻でした。
子供を背負って突撃しなくてよかった!
岩よりもむしろ階段が印象的でした